葉つきをどう食べるか問題

ときどき、畑から採れたての葉つき大根や葉つきカブをいただくという恩恵があります。



スーパーマーケットでは葉は切り落として売られているものがほとんどですが、産直市場では葉つきで売られている場合が多いくらいですね。

葉がついたままだと根の水分が蒸発し、しおれやすくなるので、手に入ったらすぐに葉を切り落とします。
根の部分は、丸ごと新聞紙などで包み、冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存します。
そして、葉っぱの方が、根よりも栄養があるといわれたりしますよね。
味噌汁に入れたり、ゆでて刻んで菜飯にしたり、ちりめんじゃこなどと炒めてふりかけにしたり。
あとは…どうかな。
大根の葉はゴワゴワとかたいので生で食べにくいですし、料理も限られるイメージがあるからか、やむなく使わないという話も耳にします。
わたしが産直売り場のレジで働いていたときも「葉っぱを切ってください」といわれるお客様がいらっしゃいました。

そうなんだ。
葉っぱ、いらなんだ。
とちょっぴり切なくなる瞬間。

そんなとき、はりきって食べ方をおせっかいすることもありましたが、お客様がお急ぎのご様子だといえません..。

ということで、こちらでいわせていただきましょう。

「刻み葉で冷奴」
速攻栄養満点レシピです


〈材料〉作りやすい分量
・大根の葉、カブの葉、ラディッシュの葉など 約200g(混ざってもOK)
・醤油 大さじ3
・お好みの砂糖 小さじ2
・土生姜 2片
・人参 20g(わずかです)
・炒りごま 大さじ1〜

〈作り方〉
1 葉を5㎜〜1㎝以内に刻む
2 人参と生姜をみじん切りにする
3 ボウルに1と2を入れ、醤油、砂糖、ごまを入れて混ぜ、味をなじませる
4 味を見て薄ければ調味料を足す(豆腐にかけるので濃いめがおすすめ)
5 食べる直前に豆腐にかける

味がなじんだらすぐに食べられますが、冷蔵庫へ入れて翌日でも大丈夫です。
残ったら、チャーハンの具にもおすすめ!

好みで胡麻油をかけたり、柑橘を絞ったり、少しお酢を足してもさっぱりいただけます。
辛口好みの方はお砂糖なしで練り辛子やラー油など加えてさらに辛くしても美味です。