料理を通して天命を深める講座 Cosmic Cooking
2016-12-17「はなのうてな」は、料理を通して天命を深める講座『Cosmic Cooking』を開催しています。料理を通して天命を深めるとは何か。
天命とは、職業のことではありません。
天からいだだいた「いのち」を全うするという意味です。
このことを、料理を通して知り抜いていく、そんな講座です。
料理の「つくり方を知っている」ことと「つくれること」は違います。
私は過去に毎週1つの野菜と向き合い、自分らしい料理だと納得できる一品が誕生するまで、研究し続けたことがあります。
そして、そのつくり方を文字にし、その通りにもう一度つくってみて、これでいけると思えば「野菜料理」レシピとして紙面やwebで公開する、ということを繰り返しました。
使うのは、野菜と調味料だけ、動物性食材は使わない、というルールを自分で決めていたのですが、枠を定め、野菜一途になることで、むしろ、無限大の料理世界が展開していくのを体験しました。
とはいえ、楽々と事が運ばない時もあります。
野菜が目の前にある……、何をつくればいいかピンとこなくてしばし茫然とする。そんな時もありました。そんな時は、生のままかじってみる、塩で揉んでみる、炒めてみるなど、とにかく手を動かしていくうちに五感が活発になってくるというか、氣の通りがよくなってきて、やがて必ず、ああ、そうだ、今日はこういう料理に仕上げよう、という境地にたどり着きました。
私は、これが「つくれる」ということだと思います。
そして、これは、全ての人がやれることです。
たった一つでも、実際に自分の体を使ってつくること、その「実践」に神秘があります。
長時間、複雑で手の込んだ料理をすることも、テンポよく、さっと適切に料理することも、どれもが、かけがえのない経験の連続です。
実際につくるなかで、素材のよさを最大限に活かすことはもちろん、静かに、自分が本当にいま食べたいものは何かを感じて、あるいは、食べていただく人の好みや体調に合わせて、そのことに、純粋に、尽くしきって調理するからこそ「あなたの料理」は生まれます。
その時、あなたは料理することに一点集中し切っていて、そうして生まれた一皿は、食べた人の細胞のすみずみへ歓喜を運びます。
これが「Cosmic Cooking」です。
さあ、呼吸を整えて、あなたがその経験の主役になりましょう!
調理に没頭し、調理と一体になり、料理に天命をかけてください!
講座は、基本的に一期一会の料理教室ですが、時々に応じて、Neoベジタリアン®料理のレシピを取り入れる場合があります。
河野鈴鹿はNeoベジタリアン®料理 上級認定指導士です。
Cosmic Cooking
あなたの意識が「いまに在る」ということ。
いまという瞬間と自分自身を調和させて料理するとき、「Cosmic Cooking」は生まれます。
素材を選び、時代の流れ、季節の流れを見つめ、栄養、色彩、盛り付け、歯ごたえ、各品が調和していること、場のエネルギー、
それらすべてが統合された状態が「Cosmic Cooking」です。
料理することに、「全身全霊で関わるから、喜びが溢れる」のか、「喜びが溢れているから、全身全霊で関われる」のか…。
これは、常に、同時に成立している、宇宙の呼吸です。
食材の持つ、深遠で豊かな風味に感覚を研ぎ澄ませ、
新しい意識のあなたが、料理をすることを通して、宇宙と一体になる。
食べた人の細胞のすみずみが歓喜で目覚めていく、その秘訣がここにあります!
Cosmic Cookingトレーナー 河野鈴鹿
Neoベジタリアン®料理 上級指導士
料理教室
これまでに、Cosmic Cookingに参加された方々のお声を、ごく一部ですが、ご紹介いたします。
M.Iさん
食べることは、すべてにつながっていると思います。
今日は、改めて強くそう感じました。
柚が素晴らしく感動しました。
神々しさを感じます。
この実をつけた木、収穫してくださった方、お料理してくださった方に感謝します。
ありがとうございました。
K.Aさん
自分の体を養うこと
周りの人の生命を養い、生命のままに生きられるように作ること
また、その作る自分を静かに深いところでかかわっていくこと
幼い頃から、田舎で育ったことがベースになっているのを特にこの頃強く感じますが、
その頃の我が家で創っていた手づくりの生活が、これからしたいことの丁寧な暮らしにつながっていて、
日本の良き伝統と習慣をいつの間にか大事にしていることに気づかされています。
身体がおいしいと感じる、生命を育むお料理と、余り手間はかからないけれど、心がこもる。
自分の内側と対話しながらのような料理がおもしろかったです。
Y.Yさん
自分や食べてくれる人を大切にすること。
料理は、調理法、素材だけではなく、作る人の思いも味になるのだと感じました。
もう少しゆっくり料理する時間を持とうと思います。日常の中でじっくりと素材を選ぶということがないので、
今日のように自分に合うもの、その時に好むものをじっくり選択するということもこれからはしてみようと思います。
落ち着いた気持ちで、ゆっくり丁寧に料理をすることの大切さを再認識しました。
K.Fさん
料理をする時、ぱぱっと雑に作ったりすることが多かったですが、そんな時でも集中して心をこめて作る。
静かな時間を感じること大切にしたいです。芸術作品を作りあげるのと同じかもしれません。
食することに日々感謝し、ひとつひとつ味わって食べる。そういう時間も大切にしていきたい。
わたしは食に関しては、一生何かしらこだわっていきたいテーマです。今日はとても勉強になりました。
調味料の入れ方でも陰陽を考えたり、そういうのをひもといていくと、今まで難しいと思っていたことが簡単になるように思います。
いろいろなポイントをもっと知って、最初はひとつひとつ点のようにばらばらでも、つながっていくと、
この世のいろいろなものともつながっていくように思います。
土を生き返らせる話もおもしろかったです。
1月14日(土)・1月16日(月)・1月21日(土)
【1月の内容はこちら】
2月9日(木)・2月10日(金)・2月11日(土)
3月4日(土)・3月9日(木)・3月10日(金)
*単発参加可能
〈時 間〉11時~14時
〈参加費〉6,000円
〈持ち物〉筆記用具、手拭きタオル、エプロン、その他、各回個別に連絡いたします
〈会 場〉はなのうてな(三重県伊賀市上野桑町2201)Phone 090-6516-0155 地図はこちら
〈定 員〉6名
*お申込みの際は、お名前、メールアドレス、ご住所、当日連絡のつくお電話番号、ご参加のきっかけをお知らせください。
*詳細は、随時ホームページで更新していきます。
〈交 通〉
◇伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩で約15分。
◇「上野市駅」前からバスに乗り、「桑町」で下車。徒歩すぐ。
※バスは本数が少ないのでご注意ください。
※路線バスのご利用の際はこちらの時刻表を参考にしてください。
◇JR「伊賀上野駅」からは車で約15分。
◇名古屋方面、大阪方面からお越しの方は、近鉄高速バス バス停「桑町」下車 徒歩すぐですので、
便利ですが、教室開催時間迄に到着するちょうど良い便が無い可能性があります。
詳しくは下記のサイトでご確認ください。
名古屋→桑町
大阪→桑町
〈お問い合わせ・お申し込み〉
Mail:suzuka@hananoutena.com
Phone:090-6516-0155